ポイ活とオタ活と私

あるオタクの単調な日常

「明日のやつです」っていうアラフォーの業務連絡メール

自分がここで一番書きたかったことを、そろそろ書いていこうと思います。

 

塾で講師をしているんですよ。

突然すぎますね。

集団授業と個別指導が併用されている学習塾で、講師をしています。

教えることにやりがいを感じたいわけでも、先生ヅラしたいわけでもなく、自分が持っているもので出来ることがそれだったからやっているだけです。

実際、やりがいとか特にないですし。

 

事務方ではなく、教えること専門なんです。

なので、保護者や生徒との面談や、志望校についてのアンケートも、自分が見ることはあまりなく、直接生徒本人に聞いて知る、という恐ろしいパターンなんです。

逆に、こちらから聞かなければ、生徒自身も志望校とか堂々とそんなに言いたくないでしょうから、何にもわかりません。

部活とか趣味とか、生徒本人が積極的に話しをしてくることの情報は、上の事務方よりもありますけどね。

それらは、推薦を受けるわけじゃなければ、受験には特に関係ない情報です。

その程度の塾です。

というか、一部の有名な塾を除いて、だいたいこっち側なんじゃないかと思います。

 

自分がいるところは、全国展開はしている中堅ですかね。

上がゆるっゆるで、敬語も満足に使えない、自己主張が激しい、保護者ファーストな人たちの集団です。

敬語が使えないことについては、話し言葉と書き言葉が一緒になっているか、SNS感覚なのか、敬語の存在を知らないのか、今まで生きてきた中でそんな人いなかったので何なのか知りません。

ヤンキーでも敬語使えますし。

そんな人でも塾に就職できているわけですが、募集要件として大卒ではあるはずなんですけどね。

 

マジで震える。

 

何年かやっていると、生徒達の学力低下と気力喪失が本当に酷いことを実感しています。

ただ、当の本人達は、全体がそんなユルユルな環境にいるわけなので、それに気づかないんですよね。

これもまた恐ろしいです。

都会の有名進学校で、東大や京大に毎年多数輩出している学校であれば、そんなことはないでしょうけど。

それに関してはここで書きたいことではないので、触れないようにします。

 

ここで書きたいことはたくさんあるのですが、敬語が仕えない点について、最初に衝撃を受けたことを書いておきます。

タイトル通り、アラフォーが赴任して、おそらくほぼ最初の業務連絡のメールだったと思いますが、正社員・契約社員・アルバイト・パートなど全ての人に向けて、添付ファイルを一斉送信したメールについてです。

アルバイトやパートの方には、キャリアメールやフリーメールなど、その方達が通常使用しているメールアドレスに送信されています。

それがこちらです。

 

「明日のやつです。」

 

は?

え?

「やつ」?

 

この一文の後に、「確認お願いします」というような意味の文言があったかどうかは定かではないことが残念ですが、「やつ」って。。。

 

今まで生きてきた感覚だと、

「明日の書類です」

「明日の内容です」

それかせめて、

「明日のものです」

ぐらいは書ける人にしか出会ってきていないので、なんだコイツとしか思えませんでした。

今は、やっぱりそういうヤツだなと悟ったので、きちんと文章が書けている時の方がキモいです。

 

メールは、確認してからしばらく経ったものは削除していたのですが、「明日のやつです」のメール以降、全て転送及び送信データと共に保存するようにしました。

 

なんだコイツという最初の感覚は決して間違っていなかった、と思わざるをえないメール内容・態度・発言がその後どんどん出てきました。

時には、生徒に対して、学習塾で働く者としていかがなものかと思うような言葉を浴びせている状況に出くわすこともありました。

生徒本人から相談されることもありましたし、元塾生で大学入学後にアルバイトとして勤めている人が「質問に対応してくれないなんて、そんなことは以前はなかった」というようなことを発しているのを聞いたこともありました。

 

書き始めたら止まらないので、今回は「明日のやつです」メールについてだけにします。

学習塾もピンキリで、素晴らしい指導力人間性を兼ね備えている人もたくさんいると思いますが、その一方で、保護者には良い顔をしていても、生徒には愛情のない単なる暴言を発し、同僚には自分の指示に従わない人にはパワハラまがいの態度を取る、先生ヅラしている人も少なからずいる、ということをたまーにそっと書いておきます。

では。